悪を断つ剣

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悪絶つ特殊企画『Grand-guignol of Fragment』序章編

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悪絶つを観るときは部屋を明るくして友達にこのサイトを勧めないで
適当に流し読みなさい!でないと服務規定違反です!











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クリック?クラック
さて、今宵始まるは『灰かぶり』のグランギニョル
はじめましょう・・・終わり無き神の見た悪夢を


















昔々・・・奥さんを亡くした貴族がいて、その貴族の男はとても心が醜い女と再婚しました。

この女には二人の連れ子がいて、母親そっくりなまったく同じ心根を宿していました。

夫の方にも娘がいましたが、こちらはとても心美しき娘でした。

継母は婚礼が済むと即座に本性をあらわし、この優しき娘に家中のつらい仕事を押し付けました。

娘は毎日灰だらけになり仕事をするので、家の者は彼女を「灰かぶり(シンデレラ)」と呼びました。










あるとき、この国の王子が舞踏会を開くことになりました。

この王子は結婚相手、伴侶となるべき妃候補をを探し国中の娘を招待しました。

二人の意地の悪い娘は、シンデレラに舞踏会の準備をさせました。

二人は支度を済ませると、シンデレラは継母に言いました・・・



「わたしも、舞踏会に連れて行ってください」



しかし、継母は馬鹿にして笑いながら



「お前みたいな見っとも無い娘など連れて行けるものかね」



そう言うと継母は二人の娘だけ連れてシンデレラを置き去りにして舞踏会に向かいました。

継母と二人の義姉が出かけた後、シンデレラは一人涙を流しました。

気がつくと、目の前に魔法使いの老婆が立っていました



「かわいそうなシンデレラ。お前の願いをかなえてあげよう」




老婆が杖を振ると、かぼちゃを立派な馬車に、ねずみが真っ白な馬に、そまつな服は見たことも無いドレスに変わりました。

最後に美しいガラスの靴を与え、老婆はこう言いました。



「これで舞踏会に向かうといい。でも忘れてはいけないよ。
魔法は十二時で消えてしまうから、十二時の鐘が鳴り終わるまえに戻らなければいけない。
そうでなければ馬車も、馬も、ドレスもみんな元に戻ってしまうからね。」




シンデレラがお城に着くと大広間の誰もが、その見たこともないお姫様の美しさに見とれてしまいました。

当然王子もその美しさに見惚れ、シンデレラの手を取りダンスへと誘いました。

王子とシンデレラは踊り続け、夢のような時間が過ぎて行きました。

楽しい一時に時間を忘れ、気が付けば十二時の鐘が聞こえてきました。

シンデレラは急ぎ大広間を抜け出し、城の階段を駆け下りていきました。

王子が急ぎあとを追いましたが、間に合いませんでした。

シンデレラは急いでいた為ガラスの靴を片方落としていきました。

王子は、それを大事に拾い上げました。







舞踏会終了後も王子の心はシンデレラを想い焦がれていました。

そして、王子はおふれを出したのでした



「この靴がぴったり合う娘を妻に迎える」



家来たちがガラスの靴をもち、靴のはける娘を探して国中をたずねまわりましたが、なかなか見つかりませんでした。

やがて靴はシンデレラの家にも運ばれてきました。

二人の義姉も試しましたが、靴が小さ過ぎてはけませんでした。

そこにシンデレラがやってきて、たずねました。



「わたしもはいてみてよろしいでしょうか?」



「とんでもない!」



継母はシンデレラを追い払いましたが、家来たちは全ての娘達に靴を試すように命令されているのだから、とシンデレラに靴をはかせました。

靴はシンデレラの足にぴったり合い、継母と義姉たちは驚きましたが、シンデレラがポケットからもう片方の靴を出したときには、もっと驚きました。

誰もが、シンデレラはお城に連れて行かれ、まもなく王子と結婚しました。

シンデレラは美しいだけでなくやさしい心の持ち主なので、継母も二人の義姉も城に迎え入れて、皆で幸せに暮らしたということです。








・・・・・・・・・・・・・・・・・・・










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この、何気無い童話に隠れた真実
貴方には見えるのかしら・・・そして
この先の物語の元型を知ったとき、貴方は童話を見直せるのかしら















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・・・・・・・・・・・・・
人と世界は<神の悪夢>により常に脅かされている・・・・
如何わしい話だが、神は実在する・・・全ての人の意識の底、その遙か奥底の深層心理下層領域
集合無意識の海の底に神は存在する、その概念上「神」と呼ばれるものに近い絶対存在は
我ら人間の意識の遙か奥底で有史以来眠り続けている、眠っているからこそ我らには無関心であり無慈悲で、公平だ














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あるとき、「神」は夢を見た。神は全能なので此の世に存在する全ての恐怖を一度に夢に見た
神は全能ゆえに眠りを妨げるこの、人には意識もできぬ強大で巨大で途方も無い悪夢を切り離してしまった
捨てられた悪夢は集合無意識の海の底から泡となりいくつもの小さな泡となり浮かび上がっていった


















上へ・・・人の意識へ向かって、悪夢の泡は全知と称される普遍性故に
人の意識に溶け出し、個人の抱える固有の恐怖と交じりあい混じりあう
そしてその悪夢の生んだ泡が人の意識を超えたとき、悪夢は意識を超え現実に漏れ出す
かくて、神の悪夢と混じりあった人の夢は現実になる・・・
















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♪~~~~~~~~













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もう6時を告げる鐘が鳴ったか・・・急いでこのプリントを届けないと・・・ん?

















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こ、こ、ここここここ、こんにちぃいぃいいいいいぎゃあああああああーーーーーーーーーー!!!!


















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おいおいおい・・・なんなんだぁこいつは
















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ぎゃぁああああああああああおおおおおおおおん!


















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ぐぶちゃ!















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くっ、右腕に喰らいつかれた!?















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がぁああああああああああ!!

















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なんだってんだ!
こっちはただ届けものがあるだけだってのに!!

















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(俺は、どこにでもいる、平々凡々の高校生で、今年の春に入学したての新入生だ
なぜか入学早々学校を休みがちなとある生徒の為にプリントを渡そうとしただけなのだが…)





















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どーいうことか!階段昇ってたらこんな物体に襲われるなんて!!















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こうなったら!!













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せぇぇぇいやぁ!!!















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はぁ…はぁ、はぁ














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(咄嗟に俺は、日々抜刀の練習に使っている模造刀で人のように見えなくも無い奇怪な物体を薙ぎ払った…
そのとき、俺の感覚が麻痺した…いや、世界が凍ったといえようか
背後に人といえぬ気配を感じた…)
















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(そこには女が立っていた…銀色の髪と抜けるような肌、そして人間とは思えない気配を纏い、長身に見合うスーツを着込んでいた)













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これは、貴様の仕業か?












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ああ、不可抗力や過剰防衛とい言われれば認めるが
アレを人間と呼べればの話だがな…











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普通の反応だな…だが普通の人間がこの世界に介入できるはずが無い…













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普通も異常も関係あるか!!
















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はぁっ…はぁ……と、冬史さん、この人ですよ
私の結界に介入してきたの…














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まったく、何かがあったら連絡するように指示したはずだろう…
まさか、また携帯を忘れたのか?
携帯を携帯しない一般人などお前くらいだぞ…














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いえ、携帯電話を携帯していないんじゃなくて
電話番号って言うか…扱い方が…
















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がぁああああああああ!!
















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っておい!生きてるのかよあの奇怪生物!
気をつけろそこの二人!!
















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まったく…その若さで機械音痴とはな
いいか、まずはここのボタンを押してだな…














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って、聞こえてるのか!!おい!












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ぐぉおおおおおおおお!!!

















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煩いな…少し黙っていろ、潜有者に魅入られた異形風情が…
















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私の怒りよ!世界を焼け!!















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ぐぶちゃ!
















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なにやってんだ!自分で自分の左腕を切るなんて!


















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(冬史と呼ばれた女性は、徐に自分の左腕を切り裂いた
その瞬間、世界が爆ぜた…そしてその炎は一瞬で異形と呼ばれた奇怪物を薙ぎ払った)
















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これで、十分だろう…
で、無事か?













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くっ…うっ、こ、これは…一体















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混乱…は仕方が無いか
階段、時刻を告げる鐘、瞳を刳り貫かれ発狂した異形…間違いないようだな
初音、管理人に連絡を潜有者か保持者を保護した、と
あと、葬儀屋に処理を連絡してほしい、それと病院に連絡…















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(あまりの異常な世界に迷い込み、理性がついてゆかない私は意識を失うという実に人として明確で単純な逃避を行った
そんな途切れ行く意識の中で、私は・・・宵闇に指示を出す凛とした声と夜の街灯に反射する銀色の髪と透けるような肌
そして、どこか冷たい瞳と人間とは思えないほど美しい容姿と)













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(その腕から滴り落ち、白を赤に染め上げる世界で何よりも美しくさえ思える血の色と嫌に濃密な生臭さだった・・・)













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(これが、俺の常識と呼ばれる現界から外れた異界に足を踏み込んだ最初の日
そして、俺の新たなる戦いへの序章だった…)













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(そして、あの事件からどれほどの時間がたったのだろう・・・
数分か、数時間か、数日か・・・俺に分かることは周囲が闇に支配された夜ということだけだった)










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それで、状況は?








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異形が一人、それと・・・よくわからないが潜有者か保持者か
兎に角一人保護しました。後は








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この事件が、人形ではなく人間を使い行われる惨劇の人形劇・・・グランギニョル
その片鱗ということですか?









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おそらく・・・予言にある『灰かぶり』に酷似する事象
間違いないと思います









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その対処は追々詮索していこう、まずは保護された少年に会いたい










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(人は、脆く、儚く、そして無力だ・・・
少し前まで人より突出した能力があると自負し、天狗になっていた自分が情けなくなった
所詮人間と言うものは一人でできることなどたかが知れている
そして、俺の知らない世界で、こんな異様な世界があるなんて・・・)











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あっ、気が付きましたか・・・?








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・・・・・・・・・・・・・夢じゃ、無かったんだな










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(少し離れたところには、焼かれ、切り裂かれ、全身バラバラとなった死体があった・・・その姿は直視に耐えられるものではなかった
戦争などで死んだ人間はこういう姿を晒すのだろうか・・・自分のそうなる姿を想像したら、俺は吐き気に襲われた)










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あ、あの・・・









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へっ・・・ああ、御免・・・考え事をしていた、なに?










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なぜ、あなたは・・・・










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なぜ、貴方が初音の生み出した結界の中には入れたの?










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結界?どういうことだ・・・










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ここから周囲数キロ圏内は初音の結界だ
その中にいる普通の人間は、無意識的に結界の外に移動する
そして、結界内部で起こった事象を忘れる
範囲内に用があろうとも、入り込むとその目的を忘れ結界から外に出る
流石に身体に問題があれば動くことはできないが、記憶は消える・・・









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冬至さん、駄目ですよ・・・まだ傷がふさがっていないんですから
動くと体に障りますよ










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この程度なら慣れている・・・体を動かすぐらいなら問題ない
それより、なぜ結界の中に入り、外に行かず記憶があるのか応えてもらおうか?








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何も知らない、俺はただ同級生に渡すものがあって・・・だな









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自覚が無い状態の保持者・・・?









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まだ潜有者の可能性もあります
無意識に力を解放されたケースも珍しくない
保持者が無自覚なほうがありえません









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さっきから何の話だ・・・
潜有だか保持だか知らないが、あの奇怪な物体はなんなんだ
一部人間に見えたけど、明らかに正常な人間とは思えなったぞ!











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説明するしかないか・・・









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”神放った悪夢の泡”・・・と言うものを知っているか?










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なんだ・・・・それ?









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一つの喩えだ
18世紀初頭、人の無意識の最下層の更に下には絶対者がいるという
論文を残した奇特な学者がいた









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精神心理学の初歩を築いたとされるユング・フロイトの著書のことか?










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ユングの生きた時代は1875‐1961年で精神心理学ではなく分析心理学だ
それは兎も角、ユングの前にとある人間が書いたのさ
人の意識下に潜む、絶対者と悪夢を・・・な











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(その話は、俺が保有したファンタジーを超越したような話だった・・・
神が見た全能と言う悪夢、その悪夢と人間の意識が混在し、器から溢れた悪夢は現実にさえ作用する。
そう言われて理解できるほど、俺は現実から外れていなかった・・・)











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つまり、私も初音もそこにいる管理人も過去、悪夢の泡に被害にあった人間と言うこと。貴方も見たはずだ、私の腕を切り裂いたとき発火現象が起きたこと、そして周囲の人間がこの空間に入り込めないこの結界、全ては事実を如実に表しているんだ










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つまり、俺にも君たちのような力があると?








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もう少し、話したいけど
流石に混乱してるでしょうし、初音の結界も永久持続と言うわけではないの
あの遺体を処理しなきゃならないしね・・・
タクシーを呼ぶから、帰りなさい。代金はこちらで払うから











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(こうして満月の月夜を浴びながら、俺は夢から覚めるように現場を後にした・・・
帰宅後、疲れ果てた身を床に伏せたとき、すぐに泥のような睡魔に襲われたのは言うまでも無いだろう・・・)










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(朝・・・太陽が理不尽に肌を焼く朝・・・私は朝が嫌いだった、また母に虐待を受ける日が始まるのかと思うと恐くてどうしようも無かった・・・
その母も昨日、煩わせた病で死んだ・・・そして同時に、私の一番の信頼できる従姉妹が消息不明になった。)










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嫌だな・・・なんで明日なんてあるんだろう











(私にとって生きることは苦痛でしかなかった、目立たない容姿と控えめな性格もあって知り合いも少ないし、母は傲慢で屈折した人間だった・・・
ことあるごとに私を虐待し、蔑み、優越感に浸るような人だった・・・)










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・・・・学校、行かなきゃ











(学校はひどく憂鬱な場所だった、私以外の人間が煌びやかに見えた。
益々、私の惨めさが伝わるようで寂しくて、やるせない気持ちになった。
それでも、母が死んだと言うことで世話をしていた時間が消えた部分を埋め合わせるように私は学校へ足を伸ばすのであった)








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(昨夜は眠りが深かったぶん、朝は早く起きることができた
だが、食欲も無く、親にどのような顔で会えばいいのかわからず、俺は早めに学校に向かった
そして、途中のコンビニで買い漁った新聞を広げ、格闘していた・・・)











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(”麻生外相総理選挙に出馬””今期G1出馬有力候補テイエムプリキュア””日本WBCで優勝””長州藩・薩摩藩同盟、坂本竜馬の底力””貴方にもできる世界征服・著リリアン=チロル”)












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駄目だ・・・どこにも昨日の事件なんて載ってない












(そう、俺は、昨日の事件が事実あったのか探っていたのだ・・・
だが、どこにもそれらしい情報は掲載されていなかった・・・)










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やはり・・・あの連中の言った通りだと言うのか










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はよっ・・・って、なにやってんだ謎、テレビ欄はどの新聞でも変わらんぞ









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テレビ欄の為に新聞を読む人間だと思われるのは侵害だぞ相良








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じゃあ4コマ漫画?
だったらさ、普通に漫画買おうよ
この新聞全部買う金で数冊買えるって









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あのな・・・たまには普通に新聞を読む人間として文学人間とかインテリとかイメージを植え付けたくてだな・・・









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インテリ?お前が?
冗談だろ、一昨日吐けってそのネタは










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おっはっよ~
どうしたの、謎っち~新聞屋さんでもはじめるの?








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おはよう星崎さん、いやぁ、こいつがテレビ欄が各新聞でどう違うのか研究中だそうで








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そうなの?謎っち、そんな暇あるなら教科書予習しなよ・・・








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どうしてこう、この学園では俺の人間性を社会底辺の最下層に置くのか・・・
確かに予習はしてないが・・・









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謎っちが信憑性とか信頼性とか人格者的意味を失うようなことばっかするからでしょう?








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謎っちには信頼・信憑なんて欠片も無いからね~







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学食の割り箸全部奪って木船作ったり、授業中にペペロンチーノを食おうとしたりする人間なんて社会の底辺以外のどこにいる?









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いや、だからあれは世界不思議発見とか世界のギネスに挑戦すると言う崇高な任務でだな・・・









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おはよう・・・








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はよっす









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おはよ~







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おっはよ~








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おはよう紗枝さん・・・御免、昨日渡すはずだったんだけど








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プリント・・・そう、ありがとう









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それはそうとさぁ、今まで何してたの?
入学早々ボイコット?







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えっと・・・その、お母さんが病気でね
その看病してたの・・・昨日逝っちゃったんだけど








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・・・・・ゴメン








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ううん、気にしてないよ・・・










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(こういう時の周囲の言葉は痛かった・・・お膳立ての言葉や無意味な慰め、それが義務とでも言うような行動は不快であり、そうして目立つ自分が嫌気を感じること自分に自己嫌悪を感じてしまうから)











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(この時、俺は気がつくべきだったんだ・・・彼女の境遇や彼女の生きてきた道程を
それを怠ったことが後の悲劇へのトリガーだったのだから・・・)











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(学校が終わり、日々の喧騒を身に染みらせていると
自分がまだ平常な日々にいることが分かる・・・あの夜のことは忘れたほうがいい、そう思えてきた)








言葉が、今詰まってしまったら・・・

僕らの夏はここで終わってしまいそう

上手に笑えている自信なんか あるわけないのに

でも、笑った

踏み潰した踵を 履きなおしたら

ため息をぐっと飲み込み 歩き出そう・・・



夕暮れを抜けてく 風は秋の匂いを含んでいる

ずっと今日と同じ日々が 願わなくても 続くと思っていた・・・











(昔聴いた歌詞が脳裏に過ぎる・・・そう、俺は平凡に飽きていながら平凡を求めていたんだ
振り向けば友達がいて、笑って、泣いて、また明日って別れていく
そんな青臭くて、一番満たされる日々が終わることなく続くことを願っていたんだ・・・)














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謎の食通くん・・・だったよね?









(そこには昨日会った少女が立っていた・・・あの事件と夜の闇のせいでよく分からなかったが、まだ中学生というくらいの背丈と言うのが
昨夜の姿と違和感を醸し出していた・・・)












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あ、あんたは!?









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できれば君には平穏な世界で生きていて欲しいっていうのが私の本音だけど
運命っていう楔はそう上手くできていない・・・
君の無自覚な状態で能力が解放されれば、君の重要なモノが消えることになりかねない。









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なら、私を殺すのか?
それとも捕まえて監禁するのか?







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あっはははは、まるで冬至の言い分だね
あの娘も君を拘束するべきだって、訊かなかったんだから
まったく、まだまだ子供よねぇ
まぁね、年下をフォローするのも私の仕事なんだけど・・・








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年下って・・・貴女よりも年上じゃ・・・









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あら、私はこれでも25歳なのよ









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!?









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いや、その反応は慣れてるけど・・・されると傷つくのもまた事実なのよ









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ご、ごめん・・・だけどその容姿で?
それじゃあ・・・冬至ってあの娘は?








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貴方の同級生よ
ただ高校は君とは別の県立学校だけど









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・・・・・・・・・・・・(し、信じられん)
16でヘビースモーカーなのかあいつは










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あれも、過去の事象・・・悪夢の惨劇の果てにできたトラウマって言うのかな
彼女は人間としての意識を捨てて、悪夢に立ち向かっている
いつ死んでもおかしくない背水の絶壁で・・・








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それで、本題は?
拉致でも監禁でも無いとして、貴女が私の前に現れて何をしたいのか目的を聞いていません









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昨夜知り合ったカワイイ子を見かけたから挨拶をしたって言うのはどうかな?







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ふざけているなら、帰りますよ?









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あっはははは、本当に淡白だなぁ・・・













(この女・・・読めないな、感情の起伏や会話をしていれば普通の人なのに
俺の脳で多重人格や精神錯乱、妄想症候群などの特殊精神異常者が浮かびあがったが、知る症例の中に彼女は当てはまらない気がした・・・)











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あのね、私は精神異常者じゃないよ・・・そこの所、修正してもらいたいな









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(!?顔に出ていたのか・・・いや、顔に出ただけでそこまで・・・いや、カマを掛けただけか?)









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そっか、私の断章は教えて無かったね・・・
私の悪夢から得た断章は人の心がわかるの、断片的だけどね
君は、表面は淡白だけど思ったことは心の表層に出るから手にとるように見えちゃうんだよ・・・
普通は、口で冗談を言って心の裏側に本質があるんだけど
本当に、君は面白いね










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まぁ、そう訝しい顔しないで
見えるって言っても誰でもってわけじゃないみたい
私が信頼を置いている人しか見えないんだから、少しは光栄に思ってよ









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こちらのことは調べたようだが、俺はあんたたちを知らない
それで信頼しろとか光栄に思えなんていわれても返す言葉が思いつかない









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だから、私たちを理解してもらって
君の内包する力についての情報を与える為に私たちのロッジ
早い話が集会場ね、まで案内するから詳しいことはそこでしましょう










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(ロッジ(小屋)と呼ばれいていたのは、管理人と呼ばれる少女にしか見えない自称25歳の女性が運営する俺の高校に程近い駅前のアンティークショップだった・・・だが、こんな目立つ場所にありながら今日教えられるまでまったく分からなかった)










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ロッジって言うのは結界の中にあるの、そうそう同業でも分からないほどに強固に作ってあってね
敵に見つからないと言う利点はいいんだけど、別地域の仲間と初合わせ集まるときは捜すのに苦労するのよ・・・









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そうやって人のモノローグに補正を加えないでくれ










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ごめんごめん・・・









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それじゃあ、はじめようかな・・・まず私たちの存在についてかな・・・









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あら、管理人さん・・・お客さんですか?









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あ~初音ちゃん、ちょうど良かった紅茶二つね
私はミルクと砂糖で激甘に仕上げてね~・・・ん?










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じー・・・








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な、なに・・・?









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あっ、ごめんなさい・・・あの、はじめましてですよね?









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いや、確か昨晩あってたはずなんだけど・・・










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あっ、す・・・すみませんでした!












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あっ・・・行っちゃった、あの管理人さんあれは?











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あの娘・・・初音ちゃんはね、悪夢の力で結界を任意で生み出せる力があるんだけど
ただ、その弊害で記憶が消えてゆくの・・・










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き・・・記憶が









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それじゃあ、話を続けましょう







《断章》(Fragment)
神がかつて見た悪夢によって引き起こされた怪現象に巻き込まれ,生き残った者の心に,トラウマと共に残った悪夢の欠片。“神の悪夢”という大きな物語の一部という意味で、《断章》と呼んでいる。《断章》を持った者は、“神の悪夢”への耐性と、その時の経験に基づいた異能力を得ると同時に、自らの《断章》に引きずられる危険に直面することになる。



《断章保持者》
《断章》を持った者。



《潜有者》
悪夢の《泡》が精神に浮かび上がってしまった者。怪現象の起点。



《異形》
悪夢によって「この世ならぬ者」に変質してしまった者。



《泡禍》
神の悪夢の顕現。



《断章騎士団》
《断章保持者》達が創った相互互助組織。










7.jpg

と、言うことは前回俺を襲った奴が<異形>で
その異形を生み出した奴が<潜有者>で
俺がまだ未覚醒・無自覚の<保持者>だと?








20061017171011.jpg

そう、物分りが早くて助かるわ
でも覚醒・未覚醒なんて本来は無いのよ
保持者になると言うことは、その前に断章という悪夢の洗礼を受けるんだから・・・






13.jpg

巻き込まれたけど、無自覚だった・・・と言うことは?







20061017171011.jpg

うん、そういう考えも悪くないかもね
私としても悪夢の中で心を壊されるよりも
そう言う人間が居ると言うほうが嬉しいし・・・








13.jpg

しかし、その力が俺は生み出せないとけど・・・
やっぱり何かも間違いじゃ・・・














ゴトッ・・・・















1.jpg

!?












20061017180123.jpg

・・・・・・・索引引き?









20061017171139.jpg

謎君、ごめん・・・少しここで待っててもらえないかな?









7.jpg

いや、俺も行く・・・なにかきな臭い
こういう時の勘は面白くないが良く当たるんだ・・・







20061017171139.jpg

・・・・・・・(これも運命なのかな)












0.jpg

(アンティークショップの奥には窓も何も無い図書室があった・・・
そしてそこには人形・・・いや、感情の無い少女が一人黙々と本を読んでいた・・・
そこまではまだ許せる範囲だが・・・少女の背後に腕が・・・腕だけが宙に浮き上がっていて一つの本を広げていた
そして、俺たちの姿を確認したように腕が消えた・・・そこには一冊の、先ほど腕が広げていた本があった・・・
題名は”灰かぶり(シンデレラ)”)










20061017180720.jpg

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・










13.jpg

あの娘は・・・そしてあの腕は








20061017171139.jpg

彼女は小雪ちゃん・・・数年前悪夢に巻き込まれた少女なの
私たちが見つけたときにはもう手遅れだった
彼女の両親は異形となって彼女を抱いた形で普通の人間の凝視できる状況じゃなかったの
その異形化した母親の腕だけはひたすらに本を捲っていた、そして声とも思えない声で朗読していたの・・・













(そんな状況を想像しただけで先は読めた・・・壊れたのだ、彼女の心は)









20061017180123.jpg

そして、彼女に生まれた断章がこれ・・・
近いうちに起こるであろう強大な悪夢を本で予言する
”グランギニョルの索引引き”









13.jpg

グランギニョル・・・18世紀パリで行われたと言う
人間を使った人形劇・・・その内容なグロテスクで残酷な惨劇だった・・・








20061017171139.jpg

そう、よく知っているわね・・・










20061017181634.jpg

曰く、この世界に存在する怪現象は、全て“神の悪夢”の欠片である。
この悪夢の泡は人間の意識に浮かび上がると、急速に人の恐怖や悪意や狂気と混ざり合う。
そして、現実世界を変質させながら溢れ出し、悪夢の物語を作り上げる。
だが、浮かび上がった悪夢の泡が非常に大きかった時、個性が希釈されて物語の『元型』に近くなる。
明示的、暗示的、様々な形で『昔話』や『童話』のエピソードに似たものになる――――。













20061017180720.jpg

クリック?クラック!
さぁ、楽しい惨劇が始まる・・・人間が登場人物の人形劇
今宵血を浴び狂喜する者は誰なのか・・・血に染まり絶命するのは誰なのか・・・










20061017181947.jpg

はじめましょう・・・終焉無き絶望と血に染まる悪夢の惨劇を
幕を開けましょう・・・現代と言う舞台に最高のグランギニョルを












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  1. 2006/10/17(火) 17:25:35|
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